トキオカ・アビリティオークション、初競りの出来高11億円

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トキオカ・アビリティオークション、初競りの出来高11億円

2019年11月15日

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大阪で古物市場を運営するトキオカ(大阪府大阪市)とアビリティ(大阪府大阪市)が共同で運営する「トキオカ・アビリティオークション」の初競りが10月22日に開催され、出来高が11億円となった。関西の古物市場で10億円を超える規模は非常に珍しい。

当日は、時計で25社、宝石で34社が参加。新たな関東の有力バイヤーも参加したと言う。

出品は、時計で150箱(1箱約10点)、宝石で320箱の合計約4500点が出品され、事前に予想された3500点を大きく上回った。

トキオカが単独で開催していた頃の高単価な時計に強い特徴がそのままいき、出来高を押し上げた。

アビリティとトキオカが共同開催することで、両社の弱い商材を補うという当初の狙い通りとなったようだ。

「初競りを無事、盛況に終えることができました。今の相場を考えると高かったと思います。次回以降も出来高10億円のラインをキープしていきたい」とアビリティの山口諒社長は話す。

初競りの様子初競りの様子

同オークションの、歩銭は外税方式の売り歩3%、買い歩なし。入会金や参加費は無料。指値は想定落札単価5万円以上が対象。毎年1・4・7・10月の各22日に開催していく考え。次回は1月22日となる。

第475号(2019/11/10発行)4面

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