大川、不用家具を代行販売 毎週値下げ 1週間で8割販売

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大川、不用家具を代行販売 毎週値下げ 1週間で8割販売

2019年12月27日

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ReOKの屋号で個人から不用の家具を預かり、代行販売しているのが大川(沖縄県沖縄市)だ。沖縄市に800坪の店舗を有し、家具や雑貨を週に350点集めている。持ち主が価格を決め、売れるまで一定のルールで毎週値下げする。11月30日には沖縄・今帰仁村に新店を出した。

ReOKコンテナ&ヤード今帰仁店ReOKコンテナ&ヤード今帰仁店

新店の名称は「ReOKコンテナ&ヤード今帰仁店」。県北に位置する。広さは800坪弱。沖縄市の既存店で預かった家具のうち、「今帰仁村は高齢者が多いことから、単身や2人暮らしに適した小ぶりな家具」(新里健介店長)を選定し、新店に供給している。

ReOKでは店頭販売を開始してから、毎週土曜日に値下げをしていく仕組み。1週経過すると3割オフとなり、以降1割ずつ値下げ幅を大きくする。販売期間は1ヵ月。ソファであれば1.5万〜2万円、ダイニングテーブルであれば1万〜2.5万円程度に価格設定するお客が多いという。

「今帰仁店では先週家具を40点ほど仕入れ、うち8割ほどが1週間で売れた。近隣に家具店が無く、ご購入されるお客様には喜んで頂いている」(同店長)

同社は1961年に創業した家具店老舗。国産、輸入品、オリジナル製作品などを多数扱うほか、インテリアやリフォームなど幅広く事業領域を広げている。2009年よりリユース事業を開始。

第478号(2019/12/25発行)3面

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