ジェイアール東日本都市開発、秋葉原高架下再開発進む複合商業施設「SEEKBASE」

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ジェイアール東日本都市開発、秋葉原高架下再開発進む複合商業施設「SEEKBASE」

2019年12月28日

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秋葉原と御徒町を結ぶ「AKI-OKA」エリアの再開発が、ジェイアール東日本都市開発(東京都渋谷区)によって進んでいる。その中でも12日に開業した複合商業施設「SEEKBASE」では、6店のリユース店と、時計店や音楽専門店、飲食店が入居。ホテルも併設し、国内外から幅広い集客を目指す予定だ。

当施設は山手線と京浜東北線の高架下に収まっており、商業施設4棟とホテル1棟の延べ面積は4000平米。「まんだらけ」「バイチャリ」「final STORE」など訪日外国人を意識した作りの店舗から、「レコファン」「2nd base」「ハビコロ玩具すけるとん」など日本人の来店を意識したものまで多種多様だ。

同施設内でソフビ人形の買取・販売を予定するまんだらけ(東京都中野区)は「国内外のソフビ人形12000点を揃えた。海外のソフビマニアを取り込みたい」(中村勝也広報部長)と意気込む。

まんだらけのソフビ人形

またS'NEXT(神奈川県川崎市)が運営するfinalSTOREは、現在は新品のみだが、将来的に展示品や修理品の中古販売を始める予定だ。10万円~の高価格帯イヤホンを、じっくり視聴できる防音の暗室を用意している。

周辺の高架下にはジェイアール東日本都市開発の開発した「ちゃばら」「2k540」などの施設が既に営業しており、今回の「SEEKBASE」開業によって「AKI-OKA」エリアを「歩きたくなる高架下」(同社プレスリリース)にしたい考えだ。

第478号(2019/12/25発行)3面

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