カケハシ・レコード、売ったCD行先分かる 仕入れが20%アップ

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カケハシ・レコード、売ったCD行先分かる 仕入れが20%アップ

2020年04月23日

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特化店の戦略

60~70年代のプログレシブロックに特化したネット型CD店の『カケハシ・レコード(埼玉県大里郡)』の買取方法が話題を呼んでいる。自分の売ったCDの販売先がマイページ上で確認できる仕組みを構築。買取に付加価値を与えることに成功し、導入後には仕入れ量が年間で20%上がった。

行き先は8エリア
「お金ではないロマン」

同社は5年前に顧客のマイページ上にCDの販売先を表示する仕組みを構築。自身の売ったCDが、国内の8つのエリアのうちどこへ渡ったのか確認できる。九州・四国・中国・近畿・中部・関東・東北・北海道とエリアは分かれ、顧客からは「おもしろい!」と好評だ。

売ったレコードの行き先が8つの地域に表示される売ったレコードの行き先が8つの地域に表示される

それ以前は買取価格を上げるキャンペーンを打って仕入れを増強していたが、常態化しつつあることに懸念を覚えた。なにか別の方法で買取に付加価値を与えられないかと苦心した末に、上記の仕組みを思いついた。

「買取金額アップという土俵で戦うのに不安を覚えていた。この仕組みならお客はお金で感じられないロマンを感じられる」(田中大介社長)

田中大介社長田中大介社長

貯めたメダルで交換
ソーセージにこんにゃく

また、売れたエリアごとにメダルが貯まるという「ゲーム性」も含めた。シルバーメダルを獲得するとCDと交換、ゴールドメダルと交換すると事務所の所在地である寄居にちなんでソーセージやこんにゃくの詰め合わせなどを贈呈する。「ふるさと納税みたいな感覚ですかね。あえて音楽と関係のないものを送っています」(同氏)

エリア毎に規定数以上届けられるとブロンズメダルを、ブロンズメダルを5つ以上獲得するとシルバーメダル、8つのエリアを満たすとゴールドメダルを獲得できる。

同社は「ロック探求のワクワクを売るお店」という標語を掲げて、CDに関する情報発信に強みを置く。たとえば、「ビートルズが好きなお客様におすすめのプログレ10選」など、有名アーティストをフックとしてプログレシブロックに関心を抱かせるような記事を得意とする。

第485号(2020/4/10発行)15面

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