社長の座奪取「待ち」の営業壊す―テンポスバスターズ 平野忍社長

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「インタビュー」

社長の座奪取「待ち」の営業壊す―テンポスバスターズ 平野忍社長

2014年01月30日

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中古厨房機器最大手のテンポスバスターズ(東京都大田区)で社長の椅子争奪戦を制し、昨年7月にエリアマネージャーから社長に大躍進したのが平野忍氏だ。自身の担当エリアでは、通常の待ちの営業を壊し、平均的な社員の2倍を売り上げるコンサル型社員を育成した。これをモデルに新しいスタイルの店舗を作っていくと言う。

コンサル型社員育てば4年で100店舗目指せる

――テンポスの3代目社長に就任されて約6ヵ月ですね。「社長の椅子争奪戦」で勝ち残ったんだとか。

はい。争奪戦には14人が立候補しました。私も勉強のつもりで参加したんですが、毎月他の候補者が脱落していくのを見て、自分が「社長になれ」と言われているような勘違いを次第にしてきまして(笑)。1月の方針発表では残っているのが7人だったんですが、脱落したメンバーも含めて14人で点数をつけ合う会があり...。

――ご自身には何点を?

満点に決まってるじゃないですか(笑)。最後はエリアマネージャー職同士、2人の戦いになりました。前評判では向こうがまだ30代と若いこともあって、本命は私という噂が流れていました。

――では、あまり感慨深さは無かった?

全店の店長なども含め最終投票が行われて自分が選ばれた時、皆が拍手をしてくれたんですね。それが鳴り止まないのを聞いて、嬉しいなという気持ちになりました。

店の接客はパートさんに任せる

――勝ち取った社長の椅子でどんなことに注力しますか

下期から来期にかけて「待ちの営業」を壊していきます。店でお客さんを待って接客するのはパートさんの仕事。社員は、外に出て飲食店のオーナーに会いに行くようにします。

11月に出した鹿児島店がその実験店です。(社員=外回り)+(パート=店内接客)のスタイルを作っているところです。12月で黒字化しているので継続したいですね。今までのテンポスは商品量が勝負だったので700〜800坪の売り場が必要でしたが、ヒアリング重視のスタイルにすれば店舗サイズも300〜400坪で済むようになります。実は私が担当していたエリアでは、既にこういうことをやっていたんです。

会社概要
名称:株式会社テンポスバスターズ
所在地:東京都大田区東蒲田2-30-17
設立:平成9年3月
資本金:5億912万3千円
従業員:463名 (連結、パートアルバイト含む)
年商:180億 2014年4月(予想)
社長プロフィール
1971年、福岡生まれ福岡育ち。福島大学経済学部卒業後、飲食事業のダイワエクシードに就職。12年間飲食事業に携わる。平成17年にテンポスに就職。半年で店長に抜擢される。東海・南九州や西日本・東海のエリアマネージャーなどを経て、昨年7月に社長に就任。趣味は音楽鑑賞と読書。最近ゴルフを始めた。

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336号(2014/01/25発行)7面

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