非対面で販売接客 LINEビデオで成約後押し

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非対面で販売接客 LINEビデオで成約後押し

2020年07月06日

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「通販ページよりも大量に情報提供できる」

コロナで非対面取引が浸透する中、ビデオ通話を使った販売接客が増えている。次第にネット通販への相乗効果も見られるようになっている。

Loop
全利用者が購入を決定 最後の一押しとして

Loop(愛知県春日井市)の運営する中古家具店「リスタイル」では4月からLINEのビデオ通話機能を使った販売を開始し、月に数件が受注に繋がっている。

同社は実店舗とネットショップを展開しており、ネットページでビデオ通話サービスを告知。サービスの利用者は、購入に前向きな層が多く、ビデオ通話を購入前の最終チェックとして利用するという。これまで利用者の全員が購入を決定している。

売れたのは、ハーマンミラーの事務椅子やブランドのソファなどで、単価は10~20万円程度。購入者は大半が男性で、午前の問合せが多かった。

やり方は、従業員の一人がスマホを操作し、別の一人がお客の指示を受けて家具を動かしたり、自身が座ったりする。接客時間は15分程度だ。成約後はネットショップに誘導して購入手続きを済ませてもらう。

「ビデオ通話は通販ページよりも大量の情報が得られ、お客様はそこで購入の不安を払拭されるのでは。家具の風合いや傷の詳細、横から見た雰囲気やスタッフによる座り心地の感想など、細かく聞かれる」(四方幸作社長)

四方幸作社長四方幸作社長

ダイトー
大型商材のサイズ合わせしやすい

リサイクル店ダイトー(北海道札幌市)は「リモートショッピング」と題してビデオ通話販売を開始した。

社長が使用していたライン個人アカウントを店舗用アカウントとして変更し、自社HPやジモティーのページなどで告知。すでに数人の利用があり、うち1件は主婦が3万円の大型食器棚を購入した。今後は端末の使用が難しい高齢者などのお客に対して、店員が出張して端末を渡し、ビデオ通話の補助をするサービスなども検討しているという。

「サイズ感の把握がすぐにできる。ネットでよく売れるのは小物だが、ビデオ通話は高単価商材のニーズが高い」(小田桐康裕店長)

小田桐康裕店長小田桐康裕店長

平野楽器
接客時間短め 内覧希望のお客も

平野楽器(愛知県刈谷市)が運営する新品・中古のギター・ベースの専門店「ロッキン」では4月から「デジタル来店」としてLINEのビデオ通話機能を使用した接客を開始し、4~5月には1日に1~2件利用されている。

同社は5店舗でデジタル来店を導入。利用者はビギナーが多く、店内の様子や気になる商品の色味や状態を確認し、写真撮影の要望をすることも。

「事前に見たいものや目的が決まっているため、目移りが少なく、接客時間は15分程度と短い」(西尾唯史マネージャー)

西尾唯史マネージャー西尾唯史マネージャー

第490号(2020/6/25発行)16面

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