ヒューマンフォーラム、洋服を使用したリメイクエコトートバッグ

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ヒューマンフォーラム、洋服を使用したリメイクエコトートバッグ

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ゴミ問題などの影響により、経済産業省による「プラスチック製買物袋有料化」が昨年7月に実施されたことでレジ袋が有料化された。これにより、生活必需品となったエコバッグについてリユース企業の取り組みが進んでいる。今回はスピンズを運営するヒューマンフォーラム(京都府京都市)に話を聞いた。

Tシャツから「トート」に

約300点を販売

破棄される古着を使用して作成された1点物のエコバック破棄される古着を使用して作成された1点物のエコバック

アパレル事業を展開するヒューマンフォーラム(京都府京都市)が運営するスピンズでは、古着市場でファッションアイテムとしての需要を終え破棄される洋服を使用したリメイクエコトートバッグを昨年の8月21日より販売した。主にTシャツを使用して作成を行い、約300点を販売した。リメイクエコトートバッグにはバッグができるまでの過程がイラストになっているオリジナルデザインの下げ札を使用して利用者から一目で分かるように訴求。また、同社ユーチューブチャンネルでTシャツから簡単に作れるエコバッグの作り方を2分半ほどの動画で公開、視聴回数は9000回以上と洋服のリユースを伝える取り組みを行った。

「レジ袋有料化の他に、古着として商品を市場に戻すことが難しい商品が多くある中で、再利用できないかという考えのもと定期的にリメイク商品などの取り組みを行っています。その中での一環としてエコバッグの作成を行いました。今後も別の形にはなりますが取り組みを続けていきます」(岩月臣人事業部長)

岩月臣人事業部長岩月臣人事業部長

リメイクエコバッグの種類
(イメージ写真)
  • Tシャツを用いて作成された商品

    Tシャツを用いて作成された商品
  • シャツを用いて作成された商品

    シャツを用いて作成された商品

第520号(2021/9/25発行)20面

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