【"女性活躍"未来の働き方】ハルマチ、ネットでこそ「物を売るな人を売れ」

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「女性活躍未来の働き方」

【"女性活躍"未来の働き方】ハルマチ、ネットでこそ「物を売るな人を売れ」

2022年01月07日

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女性社長として、母親から受け継いだ質店を切り盛りする吉積佳奈さん。失敗から学んだこと、ライフワークについてなど語ってもらった。

先駆けてYoutube で動画ブログに着手

ハルマチ
代表取締役社長
吉積佳奈さん

ハルマチ 吉積佳奈さん

茶道文化検定一級
書画骨董の知識も勉強

1984年、吉積佳奈さんが高3の時、母親の吉積巧子さんが原町質店を創業。巧子さんは福岡の高山質店の創業者・高山藤一氏の娘。大学卒業後に本格的に家業の運営に加わる。1994年に株式会社化(株式会社ハルマチ)。
「原町質店はすぐ近くのJRの駅の名前『原町駅』から頂きました。時代を経ると、町名は変わりますが、駅の名前は変わらないことが多いためと、地域に喜ばれる活動をずっと続けていってほしいという母・吉積巧子の想いによるものです」

吉積さんが手作りしているお菓子「じょかなん」吉積さんが手作りしているお菓子「じょかなん」。通常タイプに加え、登山に適した「アタックじょかなん 」、カロリー控えめ「ダイエットじょかなん」も開発。日持ちのする「非常時じょかなん」は研究中。この4つを「じょかなん四天王」として売り出す予定だ

36歳で他店に修行へ

吉積さんが36歳の時、東京の質屋に3年間修行に行く。そのきっかけとなったのは大きな失敗だ。当時、ブランドブームで催事ではバッグが飛ぶように売れた。吉積さんは年に数回、ヨーロッパに買い付けに行くなど忙しく、質店はスタッフに任せていた。

ところが、そスタッフが詐欺師に騙されて、800万円もの損失が出てしまった。「わかっていないスタッフに任せきりにした私の責任」と勉強し直すことにした。

地方から東京に来て感じたのは情報発信の大切さだ。10年ほど前からユーチューブで動画ブログをアップ。他にもフェイスブック、ツイッター、インスタグラム などのSNSを総動員。ネットで物を売るのではなく、人を売り込んでいる。広告費をかけない情報発信で、その分高く買取り、安く販売することに力を入れている。

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第527号(2022/1/10発行)10面

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