現役画家の副業リユース店

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現役画家の副業リユース店

2022年05月31日

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画家の東佑樹さんが経営するリユース店「画家の私はリサイクルショップを始める。」(埼玉県川越市)が話題だ。月に20点ほど表現者として創作するかたわら、古物商としても年商約700万円を売り上げる。古物業と画家業は相乗効果があるといい、バイト時代と比べても創作のペースは変わらないそうだ。

アトリエ兼リサイクルショップだアトリエ兼リサイクルショップだ

相乗効果は主に3点だ。1つが画材の仕入れで、古物業で回収したものの中から、ガラスや発砲スチロールなどの創作に使えるものが見つかる。2つ目が販路として使用しているヤフオク!に、創作品も発表できる点。古物で興味を持ったお客が画家の活動にも着目し、そこから作品が落札されていくケースも。3つ目が時間の確保だ。バイト時代とは異なり、店舗兼アトリエで業務ができるため、空いた時間を活用して創作にも打ち込める。「画家の活動以外で頭のスペースを使いたくなかった。ただ、古物商であれば事業内容が創作にも活きるため、バイト時代よりも余裕ができた」と東さんは説明する。

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第536号(2022/5/25発行)4面

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