ステイゴールド、低単価オク新設

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ステイゴールド、低単価オク新設

2022年10月14日

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古物市場「リバオク」を運営するステイゴールド(東京都渋谷区)は10月後半を目処に低単価品のオークションを新たに開始する。低単価品を扱う事業者向け市場を立ち上げることで参加企業の間口を広げる。

オンラインで10月開始

下見含めオンラインで実施する下見含めオンラインで実施する

2万円ほどのブランド小物類が中心で、より単価の低いものは複数個をアソートして競る。想定点数100〜150点、単品点数で1500点前後。当面の初期費用は0円で、売買手数料は調整中。

リバオクとは別日程で開催し、下見はオンラインのみの予定。まず月1回の頻度で開催し、2~3ヵ月後に月2回開催に切り替える見込み。ネット下見期間を3日間設ける。現地での下見には対応しない。

まずは自社荷を出品し、相場の安定化を図る。来年以降を目処に他社の出品割合を増やす意向。

総合リユース事業部販売課 馬 天課長は、参加企業の間口を広げたいと意気込む。「バッグや時計の高単価商材は質が良いと評判。一方で低単価品を扱う企業は参加しにくい市場になっていた。低単価市場を通じて、これまで参加を呼びかけにくかった事業者にもご参加いただきたい」。

これまで自社で買い取った低単価品は、卸や他社の古物市場で販売してきた。今後、低単価商品の回転率を高め、販路の安定化を目指す。

昨年248%成長し年商200億円の大台に乗った同社。さらなる拡大に意欲を見せる。

ステイゴールド 馬 天課長総合リユース
事業部販売課
馬 天課長

第545号(2022/10/10発行)4面

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