アンティークコインギャラリア、リアル店舗で接客強化

希少性の高いアンティークコインを販売するアンティークコインギャラリア（神奈川県大和市）が10月31日より、対面接客の需要増加を受けて銀座オフィスを新設して事業拡大を目指す。

需要拡大、接客強化

数十万円から数千万円の価値がある

これまでは主に、メールや電話、ビデオチャットでの相談、EC販売を行ってきた。アンティークコインには数十万円から数千万円の価格帯のものなど高単価商材がある。例えば、ウナとライオンが描かれた1800年代のイギリスのコインでは7～8000万円の価値があり、復刻版でも約140万円の価値があるものがあるなど。高単価商材のため、利用者からは非対面での取引に不安を感じる声や、購入するにあたって現物を見ながら検討したいなどの声があり、対面接客の需要が高まっているようだ。同社では1日4件前後の問い合わせがある。

第549号(2022/12/10発行)2面