山本無線「e-Box店」レンタルショーケースで委託販売、若年層の来店増加のワケ

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山本無線「e-Box店」レンタルショーケースで委託販売、若年層の来店増加のワケ

2023年06月19日

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無線通信機の販売を行う山本無線(東京都千代田区)は、ボックスを設置し、スペースとして貸し出す業態の「e-Box店」の運営にも注力している。「レンタルショーケース」というビジネスモデルだ。委託販売型で、所有品を販売したい出品希望者がケースを借りる。特にデジカメがブームで、これを買い求めるお客が急増しているという。

山本無線  デジカメを求め、若年層が来店しているデジカメを求め、若年層が来店している

昭和後期~平成初期の家電や雑貨を出品

店舗は、秋葉原駅近くにある商業施設「ラジオセンター」内にある。出品商品は、ラジオやCDラジカセ、CDウォークマンやビデオカメラなど昭和後期~平成初期の家電や雑貨が多い。直近の数ヵ月は、10代後半〜20代前半のデジカメの購入を目的とした来店が目立っている。

「インスタグラムやTikTokにあげるのが目的のようです。撮影したデータをスマホに移しやすい機種が求められています。出品された当日中にすぐ売れてしまう」と久家修店長は話す。

山本無線 外国人客には日本製のウォークマンや腕時計が人気だ外国人客には日本製のウォークマンや腕時計が人気だ

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第562号(2023/06/25発行)2面

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