突然の買取り訪問で意気投合 ~交友録(36)大原質店 大原豊~

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突然の買取り訪問で意気投合 ~交友録(36)大原質店 大原豊~

2016年11月01日

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交友録 記事中タイトルバナー

第36回 交友録
大原質店 大原豊氏の交友録

大原質店 大原豊

右矢印

三宝カメラ 飯塚祐介

大原質店
(高知県高知市)
大原豊氏(49)

三宝カメラ
(東京都目黒区)
飯塚祐介氏(42)

突然の買取り訪問で意気投合

 三宝カメラの専務・飯塚祐介さん(普段は「三宝さん」と呼んでいる)と出会ったのは7~8年前のことです。三宝さんがある日突然、「何か買い取れるカメラはありませんか?」と店先に姿を現したのがきっかけです。

 それまでカメラは大阪の業者へ販売していたのですが、試しに査定してもらったら、かなり良い値を付けてくれたので、その場で取引成立。それから、一緒に飲みに行きませんかと誘い、地元で魚の一番おいしい店へ行きました。

『おきゃく文化』でおもてなし

 三宝さんは「こんなことは初めてです」と驚いていましたが、四国にはいろいろな人を招待して宴会するのが好きな「おきゃく文化」があるんですよ。「おきゃく」というのは宴会自体をさす言葉です。

 宴会の後でカラオケにも行ったのですが、たまたま二人が好きな歌手が長渕剛、尾崎豊、竹原ピストルの3人だとわかって大いに盛り上がり、朝3時頃まで歌っていました。

 それから三宝さんは最初の内は毎月、最近は2ヵ月毎に買取りに来ています。四国の他県をまわり、最後にうちへ立ち寄るようです。時には売るカメラが無い時もありますが、毎回「おきゃく」をし、朝までカラオケすることもよくあります(笑)。

 三宝さんはアメリカのeBayに出品するなど、先進的な手法をいろいろ取り入れているんですよ。質業界以外の人から最新の情報や視点の異なる考え方を聞くのは参考になるので、会うたびに良い刺激を受けています。

403号(2016/11/10発行)13面

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