Gleeful(グリーフル)、脱1960'sで大学生に人気《第147回》

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Gleeful(グリーフル)(千葉県柏市)

Gleeful(グリーフル)、脱1960'sで大学生に人気《第147回》

「繁盛店の店づくり」

2016年04月25日

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アンティーク家具や雑貨をセンスよくディスプレイし、カフェを併設した魅力的な店舗づくりをしているアメリカ古着の「グリーフル」。こだわりが詰まった店内の雰囲気が好きで、通うファンも多い。

「以前、若い人に『アメリカ古着はおじさんの着る高い服』と言われて衝撃を受けました。それまで1960年代の質の高いアメカジを販売したいと思っていたのですが、以来、デザインの良いものなら柔軟に取扱うようにしました」。そう話すのは、グリーフル代表の三輪理さんだ。

今の若い人がイメージするおしゃれな古着の着こなしは「お笑い芸人の又吉直樹さんのスタイル」(三輪さん)。そうしたアイテムを増やし、5年前からターゲットを大学生にしたことで客層が広がり、売上げは1.5倍になった。

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  • カフェから見える古着店の様子。カフェ側の照明は暗めに古着店がよく見えるようにしている。またレディースをカフェ側に置いて女性客の目に留まる工夫も
    カフェから見える古着店の様子。カフェ側の照明は暗めに古着店がよく見えるようにしている。またレディースをカフェ側に置いて女性客の目に留まる工夫も
  • グリーフルの外観。右がカフェ、左が古着店になっている。
    グリーフルの外観。右がカフェ、左が古着店になっている。
  • フッティングコーナーは倉敷の布メーカーから帆布を取り寄せて天井から吊るして設置。近くにソファもあり、スタッフやお客同士で会話しながら、ゆっくり試着できる
    フッティングコーナーは倉敷の布メーカーから帆布を取り寄せて天井から吊るして設置。近くにソファもあり、スタッフやお客同士で会話しながら、ゆっくり試着できる
  • レジにはアンティークのレジスターを飾りとしてディスプレイ。古着店のレジも同様で、細部までこだわっている
    レジにはアンティークのレジスターを飾りとしてディスプレイ。古着店のレジも同様で、細部までこだわっている
  • カフェはオープンキッチン。ランチには子どもを連れた女性客も多く訪れる
    カフェはオープンキッチン。ランチには子どもを連れた女性客も多く訪れる
  • トルソーからラックまで、店内の什器のほとんどがアンティーク。これらに陳列するだけで、販売商品の栄えがよくなる
    トルソーからラックまで、店内の什器のほとんどがアンティーク。これらに陳列するだけで、販売商品の栄えがよくなる
  • 通路は1m以上とゆったり幅をとっている。その分、スカスカした印象にならないようにアンティークのラグを敷いている
    通路は1m以上とゆったり幅をとっている。その分、スカスカした印象にならないようにアンティークのラグを敷いている
  • 一部、天井から吊るして使うタイプのラックも採用している。ラック下の空間をすっきりとさせることができる
    一部、天井から吊るして使うタイプのラックも採用している。ラック下の空間をすっきりとさせることができる
  • 奥に見えるのがカフェへと続く扉。この扉もアメリカで買い付けてきたもの
    奥に見えるのがカフェへと続く扉。この扉もアメリカで買い付けてきたもの
  • グリーフル代表の三輪理さん。柏駅東口のエリア「ウラカシ」と呼ばれる地域の魅力を知ってもらおうと活動している「ウラカシ深交会」の代表も務めている
    グリーフル代表の三輪理さん。柏駅東口のエリア「ウラカシ」と呼ばれる地域の魅力を知ってもらおうと活動している「ウラカシ深交会」の代表も務めている

Shop Data

オープン 2008年10月。現在地に移転したのは2015年5月
取扱い商品 アメリカ古着、家具、インテリア雑貨など
客層 男:女=5:5 (メイン客層:20代)
スタッフ数 18名(常駐古着店 3~4名、カフェ 3~4名)
備考 Gleeful(グリーフル)は2008年オープン。その後店舗拡張のため2011年に移転(同柏市内)。2015年5月にカフェを併設するために再度移転。2016年3月にはカフェの座席数を増やし、レストラン形態にする改装を行った。

390号(2016/04/25発行)11面

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