リユース企業で働く「若手社員」は、日々どのようにステップアップしていったのか。未来のリユース業界を担う、新人社員のリアルな成長物語を紹介する。今回は貴瞬(東京都台東区)に勤める、中村悠希さんの物語をお届けする。
入社半月で主任抜擢
在学中からOJT研修
取締役会への出席も
貴瞬
中村悠希さん
23歳。大学3年時に貴瞬から内定を受け、約2年間インターンを経験。在学中に取締役会でキャリアプランをプレゼンし、自らの成長ロードマップを描いた。2025年4月に新卒入社し、半月で主任に就任。現在は大阪支店での営業活動に加え、広島エリアの新規顧客開拓にも従事。
入社1年目にして、貴瞬大阪支店の主任を務める中村悠希さん。営業職として、1日に15~20件の顧客先を訪問し、宝石の査定や価格交渉に奔走している。加えて、現在は広島エリアの新規開拓も担っており、日々分刻みのスケジュールで現場を駆け回る。
「思い立ったらすぐに行動するタイプ」と話す中村さんは、大学3年で貴瞬への内定を得ると、約2年間にわたりインターンとして勤務。色石の選別基準や加工処理のレクチャー、店舗での販売同行などを学んだ。さらに在学中に取締役会で自身のキャリアビジョンをプレゼンし、入社半月で主任就任という異例のスタートを切った。
第613号(2025/08/10発行)20面