関電グループのポンデテック、中古スマホ事業開始
2025年09月04日
関西電力グループで、中古PCの販売を行うポンデテック(大阪府大阪市)が、企業で使われなくなったスマートフォンのリユース事業を本格化している。修理やデータ消去は、同グループの特例子会社かんでんエルハートが行う。中古スマホの販売に関しては、イオシス(大阪府大阪市)とも協業する。同社の2025年3月期の売上高は6億6000万円。中古スマホも中古PCと同じ規模に育てたい考えだ。
特例子会社でデータ消去
買取り対象企業の多くは、数千人規模以上の大企業。これまでPCの買取りで取り引きのある企業を中心に、社用スマホの買取提案を開始した。特徴は、障害者を雇用する特例子会社に、端末の再生工程を委託することだ。「障害者雇用への貢献という我々の取り組みに共感し、取引きを決めてくださる企業様が多いです」と担当者は話す。
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