ヘルシンキにはユニークなリユース店が多くあります。例えば、「Old Times」はいかにもな佇まいで、呼び鈴を押さなければ入店できません。180ユーロもするヴィンテージグラス、キャンドルシザース、ヴィンテージマッチ箱等々、まさに骨董品といった品々ばかり。古いものだと150年前のものもあるそうです。高値を出してこういった商品を購入するのはどういった層なのでしょうか、すごく気になります。
特に個性が光っていたお店をひとつひとつ紹介していきます。
商材特化店が生き残る市場
個性が光るリユース店紹介
専門商材に特化
アパレルショップ
夏らしいブルーと観葉植物で明るい雰囲気の「minibuffet」
「Kaartinen & Kuusela」は、ヴィンテージスーツの専門店です。オーダーメイドやサイジングも受け付けています。リユーススーツを販売するお店は日本にもありますが、専門店というのは珍しいのではないでしょうか。
ちょうどオープン記念のレセプションパーティが開催されており、老若男女問わず多くの人で賑わっていました。飲み物片手にお祝いするお客さんたちに混じって商品を物色してみましたが、なかなかの質の良さです。ぜひとも繁盛してほしいお店ですね。
第619号(2025/11/10発行)19面


