買取専門店の店主が保険金詐欺疑いで逮捕

高級ブランド時計の「ロレックス」のひったくり事件を偽装し、保険会社から保険金をだまし取ろうとした疑いで、買取専門店の実質オーナーらしき男が逮捕されていたことが分かった。

報道によると、容疑者は昨年、知人の男性に「購入したロレックスがひったくられた」と通報させるなどして、保険会社から保険金約300万円強をだまし取ろうとした疑いがもたれている。警察の調べで容疑者がひったくり犯を装い、自作自演の事件を起こしていたことが分かった。容疑者は容疑を認めているという。

容疑者は知人男性に依頼し銀座のリユース店で「ロレックスGMTマスターⅡ」を購入。その商品がひったくりにあったと偽装し、保険金を得ようとした。当該商品は、容疑者が古物市場で売却した模様で、シリアルナンバーや防犯カメラの映像などから容疑者が発覚したようだ。

第620号(2025/11/25発行)3面