バンク 事業者向け販売サイトを開始 オークション形式で100円から

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バンク 事業者向け販売サイトを開始 オークション形式で100円から

2018年12月12日

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3-A①.png▲CASH Mallの取引画面

事業者向け販売サイト
オークション形式100円

即時買取アプリのキャッシュを運営するバンク(東京都渋谷区)が、リユース品を業者向けに販売するオークションサイト 「CASH Mall」を11月に開始した。同社が「キャッシュ」を通じて買い取ったハイブランド品やアパレル商品を毎日300点出品する。毎日0時から23時までサイト上でオークションを開催する。

商品は全て100円で出品され、リストは毎日更新する。事業者アカウントを登録すると利用できる。登録料、手数料、配送料などは無料。既に数万円で落札された商品もあるという。バンクはこれまで、買い取った商品は提携の大口顧客を対象に販売してきた。明確な数値は明らかでないが、「買取数は増加している」(光本勇介CEO)ことから新たな販売チャネルとして設けた格好だ。

3-A②.JPG▲光本勇介CEO



メインの利用層は中小事業者や個人の「セドラー」などを想定する。現状はキャッシュにおける買取品の95%がブランド・アパレルになっているが、今後の商材拡大に合わせて出品する商材も増やしていく見込みだ。将来的には数億円規模の流通額を目指すという。今回の取り組みはキ。ャッシュのサービス開始当初からあった構想だという。

光本氏は、多くのリユース事業者の悩みの種になっているのが買取りだとし、「IT企業の知見を活かして、安く、多くのものを、簡単に仕入れることができる、時代に即した仕組みづくりをしたい」と話す。中古自動車のネットオークションを運営するユー・エス・エスをベンチマークの対象に挙げた。

第453号(2018/12/10発行)3面

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