大黒屋HD、英国質事業を撤退 現地で物議を醸す一斉閉店

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大黒屋HD、英国質事業を撤退 現地で物議を醸す一斉閉店

2019年10月16日

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大黒屋HD

A&B_website02.JPGSFLのホームページ

大黒屋ホールディングス(東京都港区)が9月17日、英国で質事業を展開するSpeedloan Finance Limited(以下:SFL)の事業を今年中に撤退すると発表した。ただ、現地では一斉に閉店したことから物議を醸しているようだ。

大黒屋HDは、撤退の理由について、これまで経営改善策を図ってきたが、平成31年3月期の純利益が700万ポンドの赤字であったこと、また英国がEUから離脱する可能性が高まっていることから損失の拡大が予想されることを挙げている。SFLの売上高は33億円、営業損失は7.5億円。

また、SFL事業の撤退のため、10月1日に英国質金融大手でロンドン証券取引所に上場するH&Tに質債権を譲渡する契約を締結したと発表した。質債権残高は簿価で800万ポンド(10億円)。譲渡金額は900万ポンド(12億円)となる。今後SFLは、従業員の希望退職対応、店舗の整理を進める。

英国質事業は、2015年にSFLを買収。取得額は約49億円。2015年3月期の売上高は約70億円。大黒屋のノウハウを使って、新規出店や同業者買収を実施し、英国内におけるシェア拡大を計画していた。同社の海外展開に影響を与えそうだ。

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