《仕事ができる人の1日》サイクルドクター、代表 山本勇樹さん

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《仕事ができる人の1日》サイクルドクター、代表 山本勇樹さん

2020年03月08日

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整理整頓・下準備で効率よく自転車修理
車椅子も修理する自転車のドクター

山本さん.jpegサイクルドクター(東京都荒川区)代表 山本勇樹さん


56歳。高校時代には自転車で北海道を一周するなどツーリングを楽しむ。高校の機械科を卒業後、自転車メーカーで組み立て技術などを習得。21歳でヤマモトサイクルを開業。中古自転車販売により修理技術を高める。その後、サイクルランドZOOへと法人化。40歳の時に、同社から分かれて出張修理の「サイクルドクター」を開業した。

街の自転車屋が減少
出張修理のニーズ高まる

16年前から自転車出張修理をしている「サイクルドクター」。代表の山本勇樹さんは「街の自転車店が減ったこともあり、ニーズは高まっています」と話す。お客は20〜30代と若い人がメイン。重い電動自転車を押して持っていくのが大変と言う声が多く、月間数百台は修理をする。

最近増えているのが車椅子の修理だ。区の社会福祉協議会から貸し出し用の車椅子の修理を依頼されたのが始まりで、その後高齢者施設などからも依頼が来るようになり、修理の割合は自転車7割、車椅子3割になった。

車椅子は部品の共通化がされてなく、各メーカーの部品を持っていく必要があるなど自転車修理とは違った難しさがあると言う。

手際良い動きは中華料理のイメージ

山本さんが効率よく仕事を進めるために心がけていることは「整理整頓」。作業中に道具を探すだけでも時間のロスになるからだ。

作業前に道具や部品を出しておく「下準備」もしっかり行う。「下ごしらえをしたら、パッと炒めて終わり。そんな中華料理のイメージですね」と山本さん。

作業中も次の工程を考えながら手を動かす。部品の緩みなど目視できるところは作業をしながらチェック。法人の場合、数十台の自転車を決まった期間で修理しなければならず、効率が求められると言う。

この春からは息子さんもこの事業を手伝う予定。「一人でやっていたので、何かあるとお客様に迷惑をかける不安がありました。今後はさらに事業を拡大していきたいです」と話している。

山本さんの七つ道具

七つ道具 - コピー.jpeg山本さんの愛用している道具

1.輪業用レンチ
2.電動インパクトドライバー
3.ワイヤーカッター
4.プライヤー
5.メガネレンチ
6.ニップル回し(スポークレンチ)。
この他、スマホやカーナビも仕事をする上で重要なアイテム

車.jpeg▲出張修理の際の作業車

車内.jpeg▲作業車の内部。パネルバンを改造し、修理に必要なものすべてを積めるように整理整頓している

ブレーキ - コピー.jpeg▲車椅子で故障しやすい部分はブレーキ。これは自走式の車椅子の駐車ブレーキの部分。タイヤの空気が抜けていたり、ブレーキの部品の角度が変わっているだけでもかかりにくくなる

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第482号(2020/2/25発行)17面

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