新型コロナ 総合リユースに影響なし!? 2月の既存店売上前年上回る

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新型コロナ 総合リユースに影響なし!? 2月の既存店売上前年上回る

2020年04月01日

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既存店売上推移

上場する総合リユース企業5社の2月の売上速報値がまとまった。新型コロナの業績への影響が懸念される中、各社前年同期を上回る売上となった。各社の2019年9月から2020年2月までの月次既存店売上の推移をまとめたのが上のグラフだ。

2月の売上で最も前年を上回った買取王国(愛知県名古屋市)は、工具、ファッション、ホビー、ブランド等の主力商材が好調だった。「2月は新型コロナの影響はない。3月に入り一部の衣料業態で客数が落ちている。ただ店舗が落ちても、ネットが伸びており、全体としては業績に影響なさそう」(陳美華管理本部長)。ハードオフも主力業態が好調に推移。閏年で営業日数が前年より1日多かったことが影響していそうだ。

むしろ業績に大きく響いているのは、昨年10月の消費税増税。各社100%を割り込む値となっている。その後は、業績は回復基調で2月は1月を上回る伸びを示す企業が多かった。

第484号(2020/3/25発行)5面

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