ショウシン商事、中国向けライブ販売 コロナで人気が急騰

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ショウシン商事、中国向けライブ販売 コロナで人気が急騰

2020年05月24日

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新型コロナウイルス感染拡大の影響でインバウンド需要が激減する中、中古ブランド品の中国向けライブコマースの人気が急騰している。来店が見込めない中国人客に対して、ライブバイヤーを通じて販売する手法が近年注目を集めていた。これを束ねる1社であるショウシン商事(東京都豊島区)には依頼が殺到していると言う。

20_P1.jpg20_P2.jpg20_P3.jpg▲ライブバイヤーがスマホで商品を紹介

ライブコマース(以下:ライブ販売)とは、スマホ等でライブ動画を流しながら、商品を紹介して販売する手法だ。視聴者はリアルタイムで質問やコメントを発して、商品を購入することができる。中国大手ECのタオバオではライブ販売の人気が近年、急上昇していると言う。

このタオバオの認定企業であるショウシン商事は、ライブ販売を行うライブバイヤーを束ねており、学生や主婦など50~60人が在籍。主に時計、宝石、バッグ、アパレル等の中古ブランド品を取り扱っており、大手を中心に30社程度と取引がある。主に中古ブランド店の店頭在庫を使ってライブ販売を行うが、荷物を同社に送って販売する方式等もある。販売価格は企業が値付けした金額を元に換算して販売する。ただ、...

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第487号(2020/5/10発行)20面

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