「ビデオ通話査定」に脚光、コロナ後も定着の可能性

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「ビデオ通話査定」に脚光、コロナ後も定着の可能性

2020年06月24日

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緊急事態宣言が解除された後も、店頭への客足の戻りは鈍い。そんな中で、リユース企業各社から続々とサービスの提供が開始されているのが「ビデオ通話査定」だ。ライブ動画を通じて対面で接客や査定を行う。潜在需要を掘り起こす新たな接客手法として、新型コロナ終息後も定着する可能性がありそうだ。

コロナが生んだ新たな接客手法

ビデオ通話査定は、新型コロナの影響で店舗への来店を控えるユーザー向けのサービスとして、導入する企業が一気に増えている。専用のシステムを導入したり、LINEの機能を使って行う等、各社の対応はさまざまだ。ユーザーには査定の希望日時や商品等を登録してもらうケースが多いようだ。

ビデオ通話査定を始めた先駆け的な存在が総合買取を行うマクサスだ。同社の「セルライブ」は2017年1月頃に出張買取の効率を高める目的で開始。同社を利用するお客の約半数にあたる月間60~70件が利用していると言う。

リユース企業向けのPOSシステム等を提供するNOVASTOでは、専用のビデオ通話サービスを6月にリリース。引き合いが15社からあり、既に3社の導入が決まった。総合リサイクル店では出張買取部門で導入の検討が進んでいると注目度の高さが伺える。

ブランド品買取大手バリュエンスの「なんぼや」でも「クイックセル」のサービス名で5月からビデオ通話による査定サービスを開始。「ブランドリバリュー」を展開するステイゴールドでも6月1日から「テレビ電話査定」として開始した。

ブランドリバリューは「テレビ電話査定」を6月1日に開始したブランドリバリューは「テレビ電話査定」を6月1日に開始した

同社では、既存の顧客や査定の問合せがあった際に案内。宅配や出張買取のバイヤー5名が対応に当たっている。「LINE査定のように送られた写真だけでは判断が難しい場合がある。テレビ電話査定なら、見たい箇所を拡大してもらったり、対面接客ができる。店頭にいかなくてよい点もお客さんにとってはメリット」(会田沙良氏)。

 

宅配買取の弱点を補う

注目を集めるビデオ通話査定だが、さまざまな買取手法と組み合わせることで効果を発揮しそうだ。期待できそうな効果を図にまとめた。

ビデオ通話査定と買取手法の組合せで得られる主な期待効果

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第489号(2020/6/10発行)20面

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