ドンドンアップ【第19回】、ドンドン×ハンジロー 僕たちのM&A Part7

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「倒産1000本ノック」

ドンドンアップ【第19回】、ドンドン×ハンジロー 僕たちのM&A Part7

2021年12月30日

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倒産1000本ノック

毎日ピンチ、でも倒産はしたことない!?古着で一世を風靡するドンドンアップ(岩手県盛岡市)岡本昭史社長による凄絶ノンフィクション体験記の第19回。

奇跡は起こる「岡本マジック!」でもでも再建待ったなし

命からがら魔の手を逃れ

(前回までのあらすじ:ハンジローとの再建計画が行き詰まったドンドンに、執拗に資金調達を迫る謎の男・福岡。狙いは会社の売却と判明するも、打つ手は無く危機が近づく。最後の賭け、とアパレルS社に一筋の望みを託すが...)

ブリッジ融資の契約を延ばし延ばしにしていた僕に、福岡からの追求は日増しに激しくなっていました。「岡本さん、これ以上延ばすと、この話流れますよ」とか、「裏で動いてる人がたくさんいるのだから、1日ごとに××万円払ってください」とか、「あと一日遅れると数百万円の違約金が発生しますよ」とか・・。もはや支離滅裂な理由で契約を迫ってきました。

そして契約待ったなしの当日、「奇跡」は起きました。S社の役員さん(現社長)から連絡が来て「岡本さん、とりあえず8000万円振り込みます。それから具体的にどうするか詰めましょう」。僕はもう...なんて言ったらいいかわかりませんでした。一縷の期待はしていたものの、こんなに早く、しかもまだ具体的な契約もまとまってもいない中で...!あまりの嬉しさにドンドンの経営陣全員に電話してしまいました。️

そして福岡に連絡。「奇跡的に資金調達のめどが立ったので、今回の話はなかったことにして下さい。福岡さんには色々動いてもらって申し訳ないけど、福岡さんはうちの再生を望んでくれてるんだから結果オーライですよね?」。いつもは、めったに表情を崩したり声を荒げたりせず、忍び寄る蛇のように不気味に淡々と話す福岡がこの時初めて声を荒げました。

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第526号(2021/12/25発行)17面

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