チャリティーショップ「The Salvation Army」。ロサンゼルスでも見かけたショップがニューヨークにもありました。私が訪れた日には「COLORON SALE」という、特定の色の製品が割引になるイベントを実施していました。この日は緑と黄色が半額、ピンク色が一律99セントでした。
目指せ!アメリカンドリーム
生き残る店づくり再考
チャリティショップも盛ん
市内の個性派4店
美大近くに位置する内装の豪華さが目を惹く「beacon`s closet」
パーソンズ美術大学の近くにあった「beacon's closet」もチャリティー活動を行っていました。売上や販売のできない引取品を、慈善団体を通してウクライナやAIDS治療の支援機関に寄付しているようです。まるで日本の大物歌手が身に着けているようなけばけばしい服だって売られています。美大の学生は個性的な人ばかりだとはよく聞く話ですが、日本でもニューヨークでもそれは同じなのでしょうね。
低所得者層に住宅修理等の支援を行うチャリティーショップ「The Re:shop」。ここでは、パタゴニアやTHE NORTH FACEといった日本でもおなじみのブランド古着が並びます。ほかにも、ジーンズをアップサイクルして作られたハンドバッグ等も売られていました。販売が難しいほど深刻なダメージが残っている古着については、再利用していくのがよい方法ですね。
第608号(2025/05/25発行)21面