東古連 古物商新規取得者に講習会
2025年11月20日
東京古物商防犯連盟(東古連:東京都千代田区)は、新規古物商取得者向けに「法令講習会」を10月から開始した。毎月実施する計画だという。東古連によると新規許可取得者が年間7000人を超えているというが、法令を学ぶ機会が著しく減少していることへの強い危機感がある。
警視庁と連携し月1回開催

近年、フリマアプリの普及などを背景に新規参入が相次ぎ、都内の新規古物商は3年前の年間約4000人から倍近くに増加。しかし、従来は警視庁との共催で春(新規向け)と秋(既存向け)の年2回行われていた講習会が、コロナなどの影響もあって秋のみの年1回に縮小されていた。これにより、古物営業法の根幹である「防犯三大義務(相手方確認・記録・不正品の申告)」を知らないまま営業する事業者が増加しているという。
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