寛容宿所 光、民泊備品をメルカリで調達

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寛容宿所 光、民泊備品をメルカリで調達

2019年01月19日

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▲和テイストの室内。机も飾りもリユース品だ

民泊備品メルカリで調達
話題呼びTV取材が殺到

中古品でインテリアを揃えた民泊が話題を集めている。寛容宿所光(千葉県山武郡)に足を踏み入れるとまず目を引くのが、和室の奥に飾られた着物と模造刀のオブジェだ。同所を紹介する際には必ず取り上げられる象徴的な風景で、その和イストの空間が国内外のインフルエンサーを惹きつける民泊として話題に。TVキー局をはじめ、10を超えるメディアに取り上げられている。しかし実はこの着物や模造刀はメルカリを通じて購入したもの。

着物は4000円、模造刀は2500円だ。他にも冷蔵庫や洗濯機といった電化製品やテーブルなど、ほとんどの備品をリユース品で調達したという。「一度誰かに不要とされたものでも、アイディア次第でこれだけバズらせることができると味をしめました」とオーナーの宗華氏は笑う。現在は千葉・船橋の古民家にて、残置物をも再活用した新たな「寛容宿所」の開業に向けて邁進している。

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▲宗華オーナー

第455号(2019/1/10発行)16面

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