オアシススタイルウェアが作業着のサブスク開始

検索

オアシススタイルウェアが作業着のサブスク開始

2019年01月27日

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

3-B①.jpg▲同製品のイメージ画像

作業着のサブスク開始 月3000円からお試し

オアシススタイルウェア(東京都豊島区)は2018年12月10日から、"スーツに見える作業着"「ワークウェアスーツ」の法人向け月額レンタルサービスを開始した。同製品は同年3月の発表後、翌4月には目標売上の5倍を達成した。さらなる認知度向上のため、サブスクリプションサービス(定額制)の導入に踏み切った。

ワークウェアスーツは、ファッション性と機能性を兼ね備えた作業着だ。撥水・防水・速乾、高いストレッチ性を備え、丸洗い可能、アイロンが不要、などの特徴がある。グループ会社の水道事業に従事していた同社代表の中村有沙氏が、自社のユニホームとして開発。当初市販の予定はなかったが、取引先などから 「自分たちも欲しい」という声が殺到。YouTubeに投稿したコンセプト動画を発端に、一般発売の要望が急増した。

レンタルサービスの内容は、ワークウェアスーツの提供、季節ごとのジャケットの衣替え、破れ・型崩れ・色褪せでの交換、カラー・サイズの変更。買取も可能で、着用期間に応じて割引が適用される。「ベーシックプラン」「プレミアムプラン」の2つのプランを用意し、スーツ1着(ジャケット、パンツ)が月額3000円から利用可能。「プレミアムプラン」ではデザイナーズモデル(YZO/ワイゾー)をレンタルできる。

具体的な数字は集計中だが、両プランとも好調なスタートを切っているようだ。サービス開始の背景にあるのは「トライアル導入したい」「より安価で利用したい」という顧客の声と「より多くの人々に製品を体感してほしい」という同社の思いだ。通常、ワークウェアスーツ1着を購入すると3万円となるが、10分の1の価格でお試し可能となる。目標導入社数は来期までに100社。「これまで、作業着レンタルというサービスは存在しなかった。自社から『作業着のサブスク』を確立していきたい」(広報・岩見祐香氏)。

3-B②.jpg▲広報グループ 岩見祐香氏

第456号(2019/01/25発行)3面

Page top
閉じる