【EC旋風】Reonard、中古ゴルフ用品EC 厳しい品質確認で信用獲得

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【EC旋風】Reonard、中古ゴルフ用品EC 厳しい品質確認で信用獲得

2019年06月18日

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ダイバーシティ(大阪府豊中市)が手掛けるゴルフウェアの買取サイト「Reonard」は、2019年1月にECサイトをオープンした。良質な商品が低価格で購入できるとしてゴルファーからの人気を得る同サイトの特徴や、同社のウェブ戦略を村瀬恭平社長に聞いた。

商品を3〜4回検品7段階で厳しく評価

ECサイト「Reonard」ではゴルフウェアの他、シューズ、キャディバッグ、バッグ、ヘッドカバーといったゴルフクラブ以外のゴルフ用品を扱う。商品は同社の買取事業の他、提携するゴルフ関連企業から仕入れる。取り扱いブランドはパーリーゲイツやマークアンドロナ等、50ブランド以上。

特筆すべきは徹底した品質管理だ。同社は商品を、人の目で査定時・写真撮影時・出品時・出荷時と3〜4回検品。商品のコンディションをN(新品・タグ付き)〜E(大きなシミ汚れがある)の7段階で分類し、商品ページに写真を複数枚掲載する。

8B_2.png▲商品の写真が豊富

「1商品につき10枚程度の写真を掲載することもあります。汚れやシミなども隠さずにサイトに掲載するため、商品購入後にイメージと違うといった声はあまりないですね」(村瀬恭平社長)

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▲村瀬恭平社長

また、コンディション判定が厳しい点も特徴のひとつ。「例えばBは『目立つ汚れがなく綺麗』という判定ですが、ほぼA(新品同様で綺麗)に近い商品も多く、お客様からは想像以上に綺麗との評価を多くいただきます」(同社長)

村瀬社長によると、購入者の想像を上回る良品の提供は購入者の信頼獲得・リピーター増加にも繋がるという。過去にはリピーターが一度に13着を購入することもあった。

ゴルファー向け情報発信で業界を活性化

ゴルフウェアの買取・販売を手掛ける一方で、同社はゴルファー向けメディアサイトやインスタグラムの運営会社という顔を持つ。メディアサイト「Golfwear.info」では、ゴルフウェアの情報だけでなく、プロゴルファーやゴルフ女子の情報を掲載。インスタグラム「GOLJOMO」では、ゴルフをプレイする女性インスタグラマーの写真を紹介する。

8B_3.png▲ゴルフ女子の写真を紹介

同社は今後、ECサイトの商品数を3万点まで拡大させる他、メディアサイトとインスタグラムも駆使して認知度向上を図る。「既にインスタ経由からの買取申込なども頂いているので、成果は少しずつ出てきています」(同社長)

第465号(2019/06/10発行)8面

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