カーペイディーエム、中古建機輸出に本腰 アフリカ、オセアニアに

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カーペイディーエム、中古建機輸出に本腰 アフリカ、オセアニアに

2020年02月28日

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中古車輸出などで年商24億円を上げる『カーペイディーエム(東京都渋谷区)』が、中古建機の輸出に本腰を入れる。1月より自社のECサイト「Carused.jp」で取扱いを増やしており、アフリカやオセアニアを中心に販売していく。同社は、国内のオークションで仕入れた乗用車やトラックなど商用車を自社ECサイトに出品。海外90ヵ国よりアクセスがあり、現地ディーラーや個人に月間300台を販売している。

中古車のECサイト「Carused.jp」中古車のECサイト「Carused.jp」

これまでアフリカの販路が強かったことと、現地の公共工事需要の高まりを受け、「途上国の発展とともに、日本の優れた建機をどんどん出していく」(茶谷信明社長)。

茶谷信明 社長茶谷信明社長

日立やコベルコなど主要メーカーの中古建機を、単価100万〜150万円程度で出品していく。日本では、建設会社やレンタル会社が年に1回特定自主検査を行うことで、高い品質を保つ建機が多いとされている。アフリカより検疫の厳しいオセアニアでは、泥などがより綺麗に取り除かれた状態で、高単価で売れる建機を訴求していく。

第482号(2020/2/25発行)5面

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