古書店主の思い出の一冊(第5回)Tweed Books 、山本耀司 作品集『TALKING TO MYSELF』

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「思い出の一冊」

古書店主の思い出の一冊(第5回)Tweed Books 、山本耀司 作品集『TALKING TO MYSELF』

2021年07月21日

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思い出の一冊

古書店主に、思い出に残っている一冊を紹介してもらうリレー連載。第五回目は、馬燈書房の萩野禎彬さんの紹介でTweed Booksの細川克己さんが登場する。

この本はデザイナー・山本耀司さんの作品集。この中に哲学者の鷲田清一さんが文章を寄せていることから、この本を知りました。写真もすごくきれいで、かっこいい。そして、文章には考えさせられることしか書いていません。この本のテキストは単行本「たかが服、されど服 ――ヨウジヤマモト論」(鷲田清一著)にまとめられています。

ファッション・哲学・民藝
様々な思い入れが交錯

山本耀司 作品集「TALKING TO MYSELF」山本耀司 作品集
「TALKING TO MYSELF」

2002年刊 Carla Sozzani Editore

昔、東京駅の古書店で山本さんの手書きによるシリアルナンバーとサインが入った限定500部のものを見つけたのですが、当時の自分には高価で買えませんでした。後になって古書市場で通常版を見つけて、ほぼ売値で買ってしまったのですが(笑)、あの時買っておけば良かったと思っています。

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第516号(2021/7/25発行)25面

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