「環境省」脱炭素への行動を可視化 CO2排出削減効果のデータベースを公表

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「環境省」脱炭素への行動を可視化 CO2排出削減効果のデータベースを公表

2025年03月08日

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環境省は2月25日、「デコ活」の一環として進めるプロジェクト「ザ・ポジティブアクションイニシアチブ(以下PAI)」において、新たにCO₂排出削減効果のデータベースを作成・公表した。脱炭素行動を促す国民運動として周知を図る。リユースにまつわる項目も数点含める。

環境省 デコ活における「THE POSITIVE ACTION INITIATIVE」参加企業ら。下段中央が推進役の環境省 島田智寛氏デコ活における「THE POSITIVE ACTION INITIATIVE」参加企業ら。下段中央が推進役の環境省 島田智寛氏

デコ活は「脱炭素」(Decarbonization)と「エコ」を組み合わせた造語。正式名称は「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動」。この取り組みを推進する「デコ活応援団」には約2000の会社および個人が参画しており、日本リユース業協会も加盟する。

環境省によると、PAIは脱炭素につながる行動と、評価方式について議論・検証を行うプロジェクト。メルカリら合計18社・団体が参画する。

今回発表したデータベースは、どのような行動が脱炭素へつながるか、可視化するための根拠となるもの。リユース・リデュース・リサイクルや、節電や公共交通機関の利用、電気自動車の活用など、96項目ごとの排出量を可視化した。

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第603号(2025/03/10発行)28面

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