競合他社が増えて熾烈な買取競争になっているリユース業界において、自社ECの強化は「粗利率UP」「顧客データの取得〜活用」など差別化の非常に重要な一手になっています。コメ兵やセカンドストリート、駿河屋など多くの業績好調企業が自社ECで100億円を超える売上を上げています。一方で、自社ECによる業績アップの難易度は高く、多くの事業者がうまく運用できていない状況です。
オンライン売上を拡大し、"差別化の武器"になる
「晴れる屋」の自社EC
自社ECを成功させるために、まず重要なのは、売上=「アクセス数」×「購入率」×「単価」というシンプルな方程式に基づいて戦略を立てることです。特に、購入率を安定させた上でアクセスを増やす施策が必要です。訪問者がサイトにアクセスしてから商品を購入するまでの動線がスムーズであることが、購入率を上げる重要なポイントとなります。
第603号(2025/03/10発行)5面