ATCグループ フィリピン・タルラックで2拠点目の古物市場
2025年05月20日
フィリピンで古物市場を運営するATCグループ(東京都練馬区)は3月24日、フィリピンのタルラック州に2拠点目となる古物市場を開業した。日本から輸入したコンテナを現地バイヤー向けに競る。発展が進むルソン島中部の中古需要に応える。
ルソン島中部の中古需要開拓
新会場の様子。日本の中古品がズラリ
同社のオークション拠点はラグナ州ビニャンという街で、マニラ南方に位置する。一方でオークションを新設したタルラック州は、マニラから北上した場所に位置している。タルラック周辺は高速道路の整備により開発が進み、地価も上昇傾向にあることから、事業拡大のチャンスがあるとみる。バギオ等、タルラック以北の都市における中古需要にも応える。
市場は毎週月曜開催。各回、20〜50人程度のバイヤーが参加し、出来高は250万〜500万円で推移。1回あたり1.5〜2本のコンテナの内容物を、現地で開封・検品して競る。
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