リベラル、 OA機器再生で活躍

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リベラル、 OA機器再生で活躍

2018年12月01日

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リベラル

知的障害者を戦力に
OA機器再生で活躍

障害者雇用や人材不足が企業の課題として取り上げられる中、障害者が戦力として活躍する企業がある。
リベラル(東京都江戸川区)では、働く42名のうち29名が知的障害者だ。オフィス向けOA機器販売事業を行うラディックスの特例子会社として、主に中古OA機器の分解・清掃・組立の工程を担っている。


リベラルでは障害者にも生産性を求め、売上の半分以上を彼らの仕事で生み出しているという。作業現場では4~5人nチームを作り、複数の工程を受け持たせる。チームのリーダーを務めるのは全員障害者で、指導も担う。生産性を向上するため、障害者・健常者関係なく、社会の一員として活躍しているという意識を芽生えさせている点が特徴だ。


「仕事は時間ではなく結果」と朝礼や終礼で何度も説明し、顧客から寄せられた感謝の言葉は全員で共有する、文字が読めなくても直感的に理解できる工程管理表を作成するなどの工夫を重ねてきた。再生した商品のクオリティの高さが評価され、大手企業などで取引が拡大し、創業以来毎年売上高が向上している。


クオリティの裏付けは障害者の持つ集中力。例えば1台のプリンターにつき、4人で計24時間かけて分解・清掃・組立を行う。こうした作業一つ一つに妥協せず集中して取り組める点に知的障害者の適性があったのだという。「私たちにとっては商品ではなく『作品』です」(上田庸司取締役)。

6-A②.JPG▲上田庸司取締役

特例子会社とは、法律による一定の要件を満たした上で厚生労働大臣の認可を受けることで、障害者雇用率の算定において親会社の一事業所と見なされる子会社を指す。別会社にすることにより、障害に応じた仕事の確保や職場環境の整備が見込まれる。同社の取り組みは障害者の活躍を促進するモデルとして注目を集め、第4回ホワイト企業大賞や、都の障害者雇用エクセレントカンパニー賞などを受賞している。

6-A①.JPG▲作業の様子。集中して取り組んでいる

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