【この店で一番高いモノはこれだ!Vol.7】豪華な刺繍が施された色打掛 外国人はインテリアとして購入

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【この店で一番高いモノはこれだ!Vol.7】豪華な刺繍が施された色打掛 外国人はインテリアとして購入

2020年03月23日

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この店で一番高いモノはこれだ!Vol.7

きらく屋浅草
(東京都台東区)

豪華な刺繍が施された色打掛
外国人はインテリアとして購入

様々な業態のリユース店を訪問し、その時点で店頭に並ぶ一番高い商品を紹介するこのコーナー。今回は浅草の新仲見世通りにあるリサイクル着物店「きらく屋浅草」。店頭で一番高い物は刺繍が豪華な婚礼用の色打掛です。

2020-03-16 (3).png▲全体に豪華な刺繍が施された色打掛

キムラセンイ(埼玉県加須市)が運営するきらく屋浅草は東京の下町・浅草にあるリサイクル着物と和小物、ファッション雑貨の販売店だ。観光スポットの新仲見世通りに面し、お客の4割は外国人観光客だという。

17_p2.jpeg▲2階建ての店舗には約40,000点の着物や帯が販売されている

着物や帯の大半は1000円で販売しており、毎月15日にはイベントを開催している。そんな同店の一番高い物は、着物全体に豪華な刺繍が施された50,000円(税抜)の色打掛だ。リサイクル着物店に打掛があるのは珍しいが、キムラセンイは繊維・紡績・アパレルメーカー、衣料品・小売流通業、市民団体、回収業者、行政などから幅広く古着を集めているため、常時数枚は在庫がある。

「レンタルでも数十万はする高級品です。外国人のお客様はインテリアとしてお求めになることが多く、日本人の場合は、カラオケ大会で着られる方もおられます」と水沼奈緒店長。

圧倒的な物量と価格の安さで勝負

浅草はこの数年、レンタル着物店やユーズド着物店が次々と開業している激戦区だ。その中で同店は約40,000点の圧倒的な物量と価格の安さで勝負し、1日平均70人が来店する。外国人にはローブとして着られる羽織や大きな花柄の着物、紋付の留袖の人気が高い。

17_p3.jpeg▲外国人観光客に人気の羽織と

17_p4.jpg▲2階にある紋付の留袖

1月に入ってから新型コロナウィルスの感染が広がり、今年の春節以降は外国人観光客が減少したが、6割を占める日本人客の中には週に何度も足を運ぶ人もいる。

「1000円で寸法は測らずに販売しているので、リピーターはメジャー持参で来店されます。帯はバッグやランチョンマットなどのリメイク用に購入される方も多いですね」(水沼店長)

 


外国人や若者に着物の楽しさ伝えたい

2008年にキムラセンイに入社し、当初は洋服をメインに担当していた。2015年に浅草で着物の催事を始めた頃は、着物のサイズの測り方も着付けもわからず、「色々なお客様に教えて頂きながら学んできた」という。2018年に店長に就任。今では着物の奥深さに目覚め、外国人や若者に着物の楽しさを伝えることにやりがいを感じている。心がけているのは、毎日品出しして、空いているハンガーを作らないこと。強豪がひしめく浅草で、常に発見のある宝箱のような店づくりがしたいと考えている。

17_p5.jpeg▲水沼奈緒店長

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第483号(2020/3/10発行)17面

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