Z世代の古着業界への参入が止まらない、学生起業家の三人を紹介

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Z世代の古着業界への参入が止まらない、学生起業家の三人を紹介

2021年10月16日

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Z世代の古着業界への参入が止まらない。いずれもテクノロジーの使い方が特徴で、リモート運営やYouTubeへの積極投稿、クラブハウスを駆使した資金調達など、さまざま。SNSで情報や事例を発信・吸収することができるため、参入障壁は低いという。学生起業家の三人を紹介する。

大学生が古着で起業

無人、SNS、クラファンも

スマホ一台で動画を作成するスマホ一台で動画を作成する

感情七号線

関東からリモート運営

無人古着店の感情七号線(長崎県長崎市)は独自の運営方法で注目を集める。店主の山本菜々子さんは日本大に通う現役大学生で、関東からリモートで長崎の店を運営。周囲の協力を得て実現したという。

「周りの協力あってこその事業なので、とても一人ではできない」と山本さんは説明する。

出身地の長崎で店を開いた。山本さんが遠隔で指示を出し、友人らが期間限定で店頭に立ったり、両親が商品の補充をしたりする。値付け、SNSへの写真や動画の投稿、買付け等は山本さんが担う。1日あたりの業務時間は30~1時間ほど。学業に支障をきたさないよう、労働時間の短い無人店を業態として採用した。利益の一部を動物保護の支援先に寄付していく予定。

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第521号(2021/10/10発行)7面

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