古着店が同業者に知られたくない「古着卸業者」一覧

検索

古着店が同業者に知られたくない「古着卸業者」一覧

2022年03月16日

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

古着ブームを背景に個人や法人の古着事業への参入が相次いでいる。そんな中、裏で古着業界の成長を支えているのが卸業者の存在だ。主に海外で買い付けた商品を卸売りしており、思わぬお宝品が眠っていることもある。古着店にとって仕入れ先は生命線であり、知られたくない存在だ。本紙が独自に収集した古着卸業者を一覧で紹介する。

お宝眠る「ベール」、海外レア品の発掘も

デザートスノー、倉庫ではハンギングと畳み展開デザートスノー、倉庫ではハンギングと畳み展開

古着卸利用における3つの注意点

古着卸業者は、主に海外で買い付けた古着を古物商向けに業者価格で販売している。倉庫や店舗併設型が中心だが、中にはオンラインで卸販売する企業もある。倉庫や店舗で仕入れる場合には次の3つの注意点がある。

1つは、完全予約制が多いことだ。業者間での商品ブッキングや注力してピックを行うため、卸業者では来店スケジュールを組み時間ごとに区切りを設けている。トラブルにつながる恐れや、人員面から予約制を設ける事業者が多い。

2つ目は、購入ミニマムがあること。ミニマムとは、仕入れの最低購入金額を指す。基本的にこれを設定している企業が多い。ただ、初回利用の際は、どのような商材があり、自店舗との商材がマッチしているか不安に思う利用者もいるため、企業によって対応が変わっている。

3つ目は、利用には古物商許可証が必要なことだ。多くの卸業者では、許可証がないと利用することができない。中には、古物商許可証を必要としない一般開放枠を設けている会社もある。

また、古着卸業者からの購入方法には次の3つの方法がある。卸利用が初心者の方は利用前に押さえておきたい。

・ピック

1点ずつ選んで購入できる方法。陳列されている中からピックして購入できる。

ベール

複数枚がパッキングされた状態で購入する方法。中身は確認できないが1点当りは割安。レアなお宝品が眠ることも。

アソート

ブランドやアイテム等を指定して複数枚購入する方法。1点当り割安で購入できる。

 次に初心者でも利用しやすい古着卸業者を紹介する。最後に古着卸業者18社の取扱いジャンルや利用ルール、決済方法、初心者でも利用しやすいかどうか等を表にまとめているので参考にしてほしい。

有料会員登録で記事全文がお読みいただけます

第531号(2022/3/10発行)10,11面

リサイクル通信のLINE@ 最新ニュースを配信!
Page top
閉じる