キャリーオンが子供用下着PB開始、母親のニーズ取り入れる

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キャリーオンが子供用下着PB開始、母親のニーズ取り入れる

2019年01月29日

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吉澤健仁CEO.JPG▲吉澤健仁CEO

子供用下着PB開始
母親のニーズ取り入れる

子供服の売買サイト を運営するキャリーオン(東京都港区)が1月、子供用下着の製造販売を開始した。ブランド名は「kinico(キニコ)」。既存サービスを利用する3万人の母親をターゲットに、自社サイトやアマゾンを通じて直販する。中古での売買が難しい下着を扱うことで、サービスの入り口を広く構える。

同社は昨年、0歳から中学生の子供を持ち、キャリーオンを利用している母親50名を対象にインタビューを実施。素材や形、利用シーンなどの意見を取り込む形で、商品を共同開発したという。サービス開始にあたって、商品はTシャツタイプとロンパースタイプの2種類を用意した。販売はECを通じた直販のみとする。特設サイトを用意し、開発背景や製造過程などのコンテンツを充実させる。

SNSを通じたPRを行い、利用を促す。初期ロットで5万着を販売する計画で、2020年3月までに利用者数10万人を目指す。昨年からSCでのポップアップショップを初出店するなど、新たな動きを見せる同社。一連の取組みについて「サービス拡大に向け、ママ層との色々な接点を作っている」(吉澤健仁CEO)と話す。常設店舗の出店も視野に入れていく考えだ。

第456号(2019/01/25発行)5面

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